『つくりたいを叶える』
各種プラントの設計施工管理、機械器具据付、
回転機メンテナンス、回転機ダイナミックバランス取り、
管工事の施工|森機工株式会社(千葉県袖ケ浦市)

dynamic-balance

ダイナミックバランス

回転機械の振動・騒音などを抑え、
機械のパフォーマンスを向上

当社にはダイナミックバランスにおいて、高い技術と豊富な経験があります。

ポンプやファン・送付機などが回転する際に、回転体のバランシングはとても重要です。
回転体の重心が回転軸からずれていると、回転体のベアリングに大きな負荷がかかり、騒音も大きくなるといった現象につながり、加工精度に悪影響を与えます。

アンバランスとは?

回転体が回転することにより遠心力が発生します。そして遠心力は、回転速度が速い程大きくなっていきます。
回転体の重心が回転軸からずれていると、その分遠心力が大きくなるため、回転時の振れ幅も大きくなり様々な影響が出てきます。このような回転体の重心のずれをアンバランスといいます。

アンバランスによる影響

振動・騒音が大きくなる
振動・騒音が大きくなる

回転体が回転する際に遠心力が大きくなり回転体は偏心を描き、回転時の振動が大きくなり、それに伴い騒音も大きくなっていきます。

加工精度の低下
加工精度の低下

加工時においても、振動が大きくなるため加工面に工具が均一にあたらなくなり、加工精度が低下します。

機械故障・寿命が短くなる
機械故障・寿命が短くなる

また、回転体のベアリングやエンドミルなどへの負荷が大きくなるため、機器の寿命も短くなります。最悪の場合、機械の故障にもつながります。

アンバランスの発生原因

1
回転体の回転軸まわりのローターの質量が均等に分布していない
2
回転体が回転軸に対して正確にセットされていない
3
回転体の摩耗や経年劣化によりローターの質量が不均等になった

アンバランスの解消

STEP 1

バランシングマシン(動釣合い試験機)で、回転体を実際に回転させます。回転させたことにより発生する回転振動を計測し、質量のもっとも重い(または軽い)位置とその量を計測します。

STEP 2

検出した計測データを基に、ウェイトの追加または回転体の切削加工を行い、アンバランス(不釣り合い)を慎重に微調整していきます。

STEP 3

調整後、再度試験機にて計測を行い「不釣り合い」が発生していたら再度STEP2へ。この工程を繰り返し、等級に合った許容値にします。

測定可能なバランスについて

動アンバランス

回転体が回転することにより
発生するアンバランス

静アンバランス

回転体が回転しなくても
発生するアンバランス

フィールドバランス

現地用バランサーでの現地アンバランス計測および調整

バランシングマシン型式・対応スペック(動バランス修正用)
仕 様 NH20 NH40
重 量(kg) 100 3,000
直 径(mm) 1,000 3,000
軸 長(mm) 1,800 7,500

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